403jdxa057097ag01｜「私の子宮で受け止めてあげる」――媚薬と欲望が絡み合う『母娘乱館「琴音の章」』

『母娘乱館 THE ANIMATION「琴音の章」』の魅力は、姉と弟という関係性が「媚薬」という狂気の香によって少しずつ壊れていく過程を、極めて濃密なエロスと背徳感で描き切っている点です。

舞台は屋敷の隠し部屋「宴の間」。媚薬入りの香が焚かれたその空間で、琴音は男に犯され、護は勃起したまま姉の姿を見つめることしかできない――この時点で既に背徳の物語は始まっています。

そして夜が更けたあと、琴音は護の“毒”をパイズリで解毒するという衝撃の展開へ。抑えきれない護の想いがついに琴音へと向けられるラストまで、禁断と快楽が絡み合う物語は一瞬たりとも目が離せません。