2025年3月4日、**メルカリが格安SIM(MVNO)事業「メルカリモバイル」**を発表しました!

「なぜメルカリが通信事業?」と驚いた方も多いでしょう。しかし、このサービスには**「ギガを売買できる」**という日本初の革新的な機能が搭載されています。

本記事では、メルカリモバイルの特徴、料金プラン、ギガ売買の仕組み、メリット・デメリットを徹底解説します!


メルカリモバイルの最大の特徴:「ギガを売る」

スマホのデータ通信量は、大手キャリアのプランが20GB以上に拡大する一方、**実際の平均使用量は6.47GB(格安SIMユーザー)**という調査結果があります。つまり、多くの人がデータ容量を余らせているのが現実!

そんな中、メルカリモバイルは「余ったギガを売ってお小遣いにできる」という新発想の仕組みを導入。

ギガ売買の流れ

  1. 余ったギガを1GB単位で出品(200円〜500円の範囲で価格設定可能)
  2. ギガが売れるとメルペイ残高として受け取れる
  3. 買い手はメルカリ上でギガを購入し、データ容量を追加できる

まさにメルカリらしい「個人間売買」の仕組みを通信分野に取り入れた形です。

📌 注意点

  • 販売手数料10%がかかる(例:1GBを500円で売ると、50円は手数料)
  • 購入したギガは翌月繰り越し不可(当月中に消費が必要)
  • 出品後の変更は不可(キャンセルして再出品する必要あり)

メルペイ残高に変換されるので、買い物や決済にも活用可能!


メルカリモバイルの料金プラン

プラン名月額料金データ容量
シンプルプラン(小容量)990円2GB
シンプルプラン(大容量)2,390円20GB

料金プランの評価

20GBプランは市場相場並み(余ったギガを売ることで実質価格を下げられる) ❌ 2GB 990円はやや高め(他社では5GB990円プランもある)

例えば、ギガを安く出品するユーザーが多ければ、2GBプラン契約者が安くギガを購入できる可能性がある!

この「ギガの投げ売り市場」が成立するかどうかが、サービスの成功を左右するポイントになりそうです。


ギガ売買の可能性と市場の反応

仮に10GBを500円で出品するユーザーが多ければ、購入者は12GBを約1,500円で確保できる可能性も!

最安の200円で売られるギガが増えれば、さらに安く20GBを使える可能性もある!

ギガを余らせるユーザーの行動が市場価格を決める
通信業界では前例のない「データ量の自由取引」モデルが誕生

とはいえ、需要と供給のバランスが崩れれば、価格が不安定になる可能性もあるため、慎重に市場の動きを見守る必要があるでしょう。


メルカリモバイルの通信品質&利用条件

通信回線:ドコモ回線の格安SIM(MVNO)平日昼間は速度低下の可能性あり(他の格安SIMと同じ) ✅ SIMの種類:

  • eSIMのみ対応(物理SIMは後日提供予定)
  • eSIM対応スマホが必須

📌 eSIMに慣れていない人は注意!

通話料金:30秒22円(大手キャリアと同じ)通話かけ放題:後日提供予定

格安SIMの通話料金は通常30秒11円の「半額通話アプリ」が主流ですが、メルカリモバイルは標準の22円/30秒となっています。音声通話をよく使う人には不向きかもしれません。


メルカリモバイルの支払い方法

メルカード(メルカリのクレカ)やメルペイ後払いに対応
メルカリの売上金・ポイントも利用可能
クレジットカードの直接登録は不可(メルペイ経由のみ)

📌 メルカリ利用者には便利な仕組みだが、一般的なクレカ支払いには対応していない点に注意!


まとめ:メルカリモバイルはどんな人におすすめ?

おすすめな人

  • メルカリの売上金を通信費に活用したい人
  • ギガを余らせがちな人(売ることで実質料金を下げられる)
  • eSIMに慣れていて、柔軟にギガを売買してみたい人

おすすめできない人

  • 通話をよく使う人(通話料金が高め)
  • シンプルな格安SIMを求める人(2GBプランは割高)
  • eSIM非対応のスマホを使っている人

📌 結論:今までにない「ギガの売買」市場が誕生したが、実際に成り立つかは未知数!まずは市場の動向を見守るのが賢明かも?

今後のサービス拡充や価格変動によって、メルカリモバイルの価値は大きく変わる可能性があります。新たな試みとして、今後の動向に注目していきましょう!