モバイルバッテリー市場で存在感を増しているXiaomiが、新たに超高出力なバッテリーをリリース!今回紹介するのは、**最大165W出力に対応した「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh」**です。
一般的なノートPCの充電出力(約65W)の2倍以上の出力を誇るこの製品。その実力がどれほどのものなのか、開封から詳細な検証結果まで徹底レビューしていきます!
製品概要と特徴
項目 | Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh |
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最大出力 | 165W(ケーブル側120W+ポート側45W) |
最大入力 | 90W(高速充電対応) |
バッテリー容量 | 10000mAh |
ポート構成 | USB-Cポート×1、内蔵USB-Cケーブル×1 |
価格 | 約5,480円(公式ストア価格) |
対応充電規格 | PD65W / PPS120W / Xiaomi HyperCharge |
✅ 高出力(最大165W)でスマホからノートPCまで充電可能
✅ 入力も最大90Wに対応し、バッテリー自体の充電が速い
✅ Xiaomi独自のHyperCharge対応で、Xiaomiスマホなら超高速充電
✅ 内蔵USB-Cケーブル搭載で持ち運びに便利
❌ 10000mAhなのでノートPC充電にはやや容量不足
❌ サイズ・重量は一般的な10000mAhモデルより大きめ
開封&外観チェック
Xiaomi公式ストアで購入。Amazonでは即品切れになるほどの人気商品!
外観の特徴
- ずっしりとした重量感(高出力なためサイズ・重さは一般的な10000mAhモデルより大きめ)
- 165Wの刻印が目を引くデザイン
- ボタンを押すとバッテリー残量が表示される(ただし、明るい場所では視認性が低め)
- 内蔵USB-Cケーブル付き(断線の心配はあるが作りは頑丈)
- USB-Cポート1つ搭載(最大45W出力)
✅ 持ち運びしやすいデザインだが、サイズと重量には要注意!
性能検証|スペック通りの出力が可能か?
今回の検証では、**入力(バッテリー充電)と出力(デバイス充電)**の2つの観点でテスト。
① 入力(バッテリー本体の充電速度)
仕様では、
- USB-Cポート(最大45W)
- 内蔵USB-Cケーブル(最大90W)
が使用可能とされています。
検証の結果、
- 内蔵ケーブル使用時 → 最大約86.6Wの入力を確認(ほぼ仕様通り)
- USB-Cポート使用時 → 最大約40Wの入力を確認(こちらも仕様通り)
✅ バッテリーの充電速度は極めて優秀!
② 出力(デバイス充電の実力)
対応充電規格は、
- PD65W(一般的なUSB-C急速充電)
- PPS120W(可変電圧による高速充電)
- Xiaomi HyperCharge(Xiaomiスマホ向けの超高速充電)
💡 実際に以下のデバイスで充電テストを実施!
デバイス | 最大入力 | 充電結果 |
Acer SwiftEdge 16(ノートPC) | 100W | 約65Wで安定充電(PPS非対応のため) |
REDMAGIC 10 Pro(スマホ) | 100W | 最大約50Wで充電(PPS対応だが仕様通り) |
POCO X7 Pro(Xiaomiスマホ) | 90W | 最大約71.9Wで超高速充電 |
✅ PPS対応デバイスなら最大120W、非対応なら65Wが上限!
✅ Xiaomiスマホなら90W近くで充電可能!
❌ ノートPCのフル充電には容量が不足(10000mAhのため)
最大165W出力は本当に可能か?
165Wの出力仕様を確認するため、
- 内蔵USB-Cケーブルから120W出力
- USB-Cポートから45W出力
を同時に行うテストを実施。
💡 検証結果
- 最大165Wは実際に出せる!
- ただし数分後にオーバーヒートで停止(高負荷時の長時間使用は厳しい)
✅ 短時間なら本当に165W出力可能!
❌ 長時間の高出力はオーバーヒートのリスクあり!
結論|Xiaomi 165W Power Bank 10000mAhは買いか?
✅ おすすめする人
- Xiaomiのスマホ(HyperCharge対応)を使っている人
- スマホの充電速度を最優先する人
- 短時間で高出力が必要な人
❌ おすすめしない人
- ノートPC用として大容量が欲しい人(10000mAhでは不足)
- 一般的なスマホユーザー(iPhoneなど)(オーバースペック)
- コンパクト&軽量なモバイルバッテリーが欲しい人
📌 総評
- 165W出力は本物だが、使いこなせるユーザーは限定的!
- スマホ用としては最強クラスの充電速度を実現!
- ノートPCの充電には不向き(容量不足&PPS非対応の場合は65W制限)
Xiaomi製スマホを持っている人には最適なモバイルバッテリーですが、一般ユーザーにはオーバースペック気味な点には注意しましょう!