2023年5月に鮮烈なデビューを果たしたDXTEEN(ディエックスティーン)。このグループ名には、「夢(DREAM)を追いかける10代(TEEN)」という意味が込められています。デビュー当初から、JO1やINIと同じLAPONEエンタテインメントに所属する“弟分グループ”として注目を集めてきました。
LAPONEは、韓国CJ ENMと日本吉本興業が共同で設立した事務所であり、K-POPスタイルのトレーニングシステムを活かした育成力に定評があります。そんな中で選ばれた6人が、DXTEENのメンバーとして集結しました。
デビュー曲では、フレッシュでエネルギッシュなダンスパフォーマンスと、等身大の感情を綴った歌詞が話題になり、瞬く間にティーン世代の支持を獲得。TikTokやYouTubeを通じて、国内外からの関心も急上昇しています。
JO1やINIと同様に、彼らもまたサバイバル番組や実力重視のオーディションを通じて選ばれた精鋭たち。トレンドの最前線を走るK-POPスタイルに、日本の繊細さを加えた絶妙なバランスが、今のDXTEENの魅力を際立たせているようにも感じます。
その個性とバックグラウンドに触れていくことで、きっとあなたの“推し”が見つかるはず。では、それぞれのメンバーの詳細なプロフィールに迫っていきます。
DXTEENメンバーのプロフィール一覧
ここからは、DXTEENのメンバーひとりひとりに焦点を当てて紹介していきます。どのメンバーも個性と実力を兼ね備えていて、バックグラウンドや経歴を知れば知るほど、その魅力に引き込まれていくはずです。
大久保波留(おおくぼ なる)|格闘技もこなす実力派アイドル
2004年7月3日生まれ、福岡県出身(育ちは長崎)で、身長177cm。メンバーカラーはピンク。
高校は長崎県の青雲高等学校に通っていたとされており、偏差値も高く、勉強面でも優秀だったようです。
注目すべきは、格闘技の大会で優勝経験があるという点。アイドルとしてだけでなく、フィジカル面でも確かな実力を持ち合わせています。
また、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』にも出演しており、その経験を経て、再び練習生としてアイドルを目指した姿勢に、ストイックな芯の強さが感じられます。
田中笑太郎(たなか しょうたろう)|ダンス英才教育を受けた元エイベックス育成生
2005年10月18日生まれ、山梨県出身。身長180cmで、メンバーカラーはパープル。
特技は料理で、グループ内では“癒し担当”とも言われるような、親しみやすい雰囲気が魅力のひとつです。
幼少期からダンスに打ち込み、小学6年生のときにはエイベックスの「dino-second」プロジェクトでメンバーに抜擢された実績もあります。
また、ダンススクールは「avex Dance Master」のプログラムで学んでおり、確かな基礎力と豊富な実践経験が、今のパフォーマンスに直結していると言えます。
ちなみに、本名は「正太郎」ですが、「笑太郎」という芸名を使用。名前にも彼の柔らかくて明るいキャラクターが表れています。
谷口太一(たにぐち たいち)|小柄な恐竜?キャッチーな魅力を持つ最年長
2002年7月11日生まれ、奈良県出身。メンバーカラーはレッド。
グループ最年長ながら、愛称は“DXTEENの小柄な恐竜”。体格をネタにされることもあるけれど、それが逆に愛されキャラとして定着しています。
学校名や明確なダンススクール歴は明かされていないものの、ステージで見せる安定感と抜群の表現力から、経験の厚みを感じ取ることができます。
ときにはしっかり者としてメンバーを支え、ときにはふとした一言で空気を和ませるような存在感。年長者としての信頼と、素朴な可愛らしさを兼ね備えているところが彼の大きな魅力です。
寺尾香信(てらお こうしん)|実家はお寺、異色の経歴と多彩な特技の持ち主
2003年8月5日生まれ、広島県江田島市出身。身長170cm、血液型A型、メンバーカラーはグリーン。
実家はお寺というユニークなバックグラウンドを持ち、高校生のときにはなんと“お坊さんの資格”まで取得。しかも、島から毎日船で通学していたというエピソードまであります。
通っていたのは、広島大学附属中学校・高等学校。学力の高さでも知られる難関校で、中高時代は野球部に所属していたそうです。
また、囲碁では中国地方大会で5位、ピアノは幼少期から中学生まで習い続け、ベースは高校の軽音部で演奏。これほど多才なメンバーは、アイドル界でも珍しい存在かもしれません。
高校の文化祭で披露したBTSのダンスが、アイドルを志すきっかけになったとのこと。そう聞くと、運命的なものを感じずにはいられません。
平本健(ひらもと けん)|韓国式トレーニングを積んだK-POP志向のオールラウンダー
2004年12月18日生まれ、兵庫県出身。身長171cmで、メンバーカラーはブルー。家族構成は両親と兄がひとり。
高校は、K-POP志向の育成に力を入れる「神戸・甲陽音楽&ダンス高等専修学校」。ダンスだけでなく、歌や韓国語といった総合的なカリキュラムで技術を磨いてきました。
そのため、ステージでの彼は“オールラウンダー”という呼び方がぴったり。繊細なダンスと力強いラップの切り替えもスムーズで、楽曲ごとにさまざまな表情を見せてくれます。
真面目で努力家、だけどどこか親しみやすい雰囲気も持ち合わせていて、気づけばファンの心を掴んでいるタイプ。そんな存在です。
福田歩汰(ふくだ あゆた)|癒し系ビジュアルと高い歌唱力を兼ね備えた存在
2003年3月30日生まれ、栃木県出身。メンバーカラーは現時点では明かされていません。
在学していたのは、K-POPコースのある芸能系の学校とされています。オーディション番組に参加した際には、世界的ダンサー仲宗根梨乃さんのレッスンを受け、多くの刺激と学びを得たと語っていました。
モデルのように整った顔立ちと、笑顔になったときの癒しオーラ。そのギャップに惹かれるファンも多く、さらに歌唱力の高さも評価されています。
“目で癒されて、耳でも癒される”そんなバランス感が、彼の武器になっているのかもしれません。
出身校・学歴まとめ|意外な進学先も?
アイドルグループのメンバーというと、どうしても芸能活動との両立が難しいイメージを持たれがちですが、DXTEENの6人はそれぞれにユニークな学歴を持っています。進学校から芸能系の専門校まで、彼らの歩んできた道は実に多様です。
文武両道タイプも?進学校出身のメンバーたち
まず注目したいのは、大久保波留さんと寺尾香信さん。大久保さんは、長崎県にある青雲高等学校の出身。この学校は県内でも上位の進学校として知られていて、勉強とアイドル活動の両立を図っていたその努力に、思わず胸を打たれます。
一方で、寺尾さんが通っていたのは、国立大学法人の附属校である広島大学附属中学校・高等学校。学力の面では言わずもがなですが、野球部での活動や、囲碁・ピアノ・ベースといった幅広い特技も身につけていたあたり、文武両道どころか“文芸スポーツ全対応型”という表現すら浮かびます。
学力や人間力を高めながら、将来への道を模索していた10代。その姿が自然と伝わってくるようです。
K-POP志向で専門教育を受けたメンバーも
アイドルとしての実力を着実に伸ばすには、やはり専門的な環境も重要になります。平本健さんと福田歩汰さんは、K-POPに特化した教育コースのある学校で学んでいました。
平本さんが在籍していたのは、「神戸・甲陽音楽&ダンス高等専修学校」のK-POPコース。ダンス、ボーカル、韓国語まで学ぶことができるカリキュラムで、まさに現在の彼のスタイルの土台になっているようです。
福田さんの学校名は公表されていませんが、K-POPコースのある芸能系高校に通っていたとされていて、仲宗根梨乃さんから直接レッスンを受けるという貴重な経験も。その体験が、今のステージングに生きていることは間違いありません。
詳細非公開でも伝わる努力の軌跡
田中笑太郎さんと谷口太一さんについては、学校の具体名は公開されていないものの、田中さんは山梨県の地元校からダンスの道に進み、エイベックスでの育成を経て今に至っています。谷口さんもまた、限られた情報の中で、確かな表現力と存在感を見せてくれる一人。どちらの経歴からも、目に見えない努力が確かに積み重ねられてきたことが伝わってきます。
ダンススクール&レッスン歴の詳細
DXTEENのステージを初めて見たとき、多くの人が口をそろえて感じるのが「動きの精度」と「個々の表現力の高さ」です。そこには、決して一夜で得られるものではない、地道なトレーニングの積み重ねがあります。このセクションでは、メンバーたちがどのような環境でパフォーマンススキルを磨いてきたのか、その道のりを掘り下げてみましょう。
avexで鍛え抜かれた田中笑太郎の原点
田中笑太郎さんは、小学生の頃からエイベックスの「avex Dance Master」プログラムに通い、ダンスの基礎を徹底的に叩き込まれてきました。
特に、小学6年生で参加した「dino-second」という育成プロジェクトでは、限られた選抜メンバーとして実践的な舞台経験を積んでおり、その頃から非凡な才能が光っていたのは間違いなさそうです。
この環境で培った技術は、今の洗練された動きやリズム感にそのまま結びついています。彼のパフォーマンスがどこか余裕すら感じさせるのは、幼少期から“踊り”に触れてきた時間の積み重ねがあるからなのかもしれません。
韓国式トレーニングで進化した平本健と福田歩汰
K-POPに特化した教育環境でスキルを磨いた平本健さんと福田歩汰さん。この2人に共通するのは、技術だけでなく“見せ方”に対する意識の高さです。
平本さんは、音楽とダンスに加えて韓国語も学べる甲陽音楽&ダンス高等専修学校のK-POPコースに在籍。
ダンスだけでなく、ラップ・歌・表情管理までも総合的にトレーニングされるこの環境で、彼は“何でもこなせるオールラウンダー”へと成長しました。
一方の福田さんは、芸能系高校のK-POPコースに通いながら、仲宗根梨乃さんによるレッスンを受けた経験を持っています。世界的に活躍するダンサーから直接教わる機会を通じて、表現の幅や動きの解釈に磨きがかかったことは、本人の言葉からも強く伝わってきます。
ダンスが人生の転機となった寺尾香信
実家がお寺で、高校時代には僧侶の資格まで取得していた寺尾香信さん。そんな彼が“アイドル”という道を志すきっかけになったのが、文化祭で披露したBTSのダンスでした。
これがただの余興ではなかったことは、彼のその後の行動を見れば明らかです。野球部や囲碁、ピアノなど多方面にわたる活動のなかで、「踊る楽しさ」と「人に見せる喜び」に目覚めた瞬間だったのかもしれません。
そこから数年後、ステージのど真ん中で輝く姿を見ると、「あの文化祭がすべての始まりだったんだな」と感慨深くなるファンも少なくありません。
DXTEENをもっと深く知るために
ここまでDXTEENのメンバーそれぞれのプロフィールや学歴、そしてダンスの歩みに注目してきましたが、それでもなお彼らの魅力を“言葉だけ”で語り尽くすのは簡単ではありません。それは、彼らが画面越しでもライブ会場でも、その場の空気ごと塗り替えてしまうような圧倒的なエネルギーを放っているからです。
今後の活動に期待したいポイント
まず注目したいのは、彼らの「成長のスピード感」です。デビューから1年足らずにもかかわらず、すでにライブパフォーマンスでは高い完成度を見せています。それぞれが培ってきたバックボーンの違いが、ステージ上ではしっかりと個性として表れ、グループとしての奥行きを生み出している印象です。
そしてこれから、さらに音楽ジャンルの幅を広げたり、演技やバラエティなど新しい分野に挑戦していく可能性も十分にあります。だからこそ、今このタイミングで“入り口”としてこの記事に辿り着いたあなたには、より深い視点で彼らを見守ってもらえたら嬉しいです。
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