「WATWING(ワトウィン)」は、ホリプロが初めて世に送り出した男性ダンス&ボーカルグループとして、2019年6月に誕生しました。彼らの結成は、ホリプロ主催のオーディション「Star Boys Audition」がきっかけ。その選ばれしメンバー6人によって構成されており、それぞれが異なるバックボーンを持ちつつも、共通して“エンタメへの情熱”を原動力に活動しています。

デビュー以降、WATWINGは音楽活動だけでなく、俳優・モデル・舞台など、個々の分野でも注目を集めてきました。グループとしてのライブパフォーマンスでは、ダンスと歌の両軸で魅せる構成が特徴的。SNSでも積極的に情報発信を行っており、「watwing weibo」や「watwing x(旧Twitter)」を通じて、日本国内だけでなく海外ファンとのつながりも大切にしています。

また、2024年には全国を巡る「watwing ホール ツアー」を開催。会場ごとに異なる演出が話題となり、ライブレポートやファンの感想がXを中心に拡散されました。
さらに、各地で行われた「watwing リリイベ(リリースイベント)」では、間近でメンバーに会えるチャンスとあって、多くのファンが足を運びました。

こうした活躍の背景には、メンバーそれぞれが積み重ねてきた努力と経験があります。次のセクションでは、WATWINGの各メンバーのプロフィールや学歴、特技など、個々の魅力に深く迫っていきます。

メンバープロフィールと学歴まとめ

WATWINGのメンバー一人ひとりにフォーカスを当てて、それぞれのプロフィールや学歴、特技について詳しく見ていきます。
全員が異なる環境で育ち、違ったルートからこのグループに集まってきたという背景もまた、WATWINGというグループの厚みや個性につながっています。

古幡亮(ふるはた りょう)|リーダーとしてグループを引っ張る存在

1997年11月8日生まれ、長野県安曇野市出身。身長175cm、血液型はB型。WATWINGのリーダーであり、グループの精神的支柱とも言える存在です。

15歳でダンスを始めた彼は、高校時代に豊科高校のダンス部に所属し、地元のイベントや大会にも積極的に参加してきました。都内の大学に進学後もダンスへの情熱は変わらず、メンバー内でも“努力型”として知られています。料理や海外旅行も趣味にしており、普段から多方面にアンテナを張っているタイプです。

鈴木曉(すずき あさひ)|歌への強いこだわりを持つ実力派

1998年2月15日生まれ、宮城県岩沼市出身。身長180cmの長身と、落ち着いた雰囲気が魅力のメンバーです。

高校卒業後に芸能界を目指して上京し、オーディションを経てWATWINGに加入。歌への自信を持っており、グループ内でもボーカル面で頼りにされる存在となっています。学歴に関しては詳細な高校名などは公表されていませんが、自分の進むべき道を明確に見定めて、行動に移した芯の強さが垣間見えます。

高橋颯(たかはし ふう)|音楽を愛する感性派パフォーマー

1998年5月8日生まれ、埼玉県出身。身長は172cm。ギターとピアノの弾き語りを得意とし、甘いものと辛いものが好きというユニークなギャップを持つ一面も。

高校はクラーク記念国際高等学校に2014年4月から通っており、その後2018年にはソロ活動をスタートさせるなど、個人での音楽活動も経験してきました。こうした経験値が、WATWINGにおいても音楽面の引き出しの多さとして表れています。

八村倫太郎(はちむら りんたろう)|インテリ系アイドルの代表格

神奈川県出身で、慶應義塾大学文学部英米文学専攻を2022年3月に卒業。高校は神奈川県立横須賀高等学校に通っていました。グループ随一の高学歴メンバーです。

彼は大学在学中にWATWINGに参加し、英語力を活かした活動やインタビュー対応でも一目置かれています。姉が弁護士という家庭環境の中で育ったことも影響しているのか、知的な佇まいと落ち着いた語り口が印象的です。ダンスに関しては大学から本格的に始めたということもあり、常に学ぶ姿勢を大切にしているタイプです。

桑山隆太(くわやま りゅうた)|10代から活躍する最年少クラスの逸材

2004年1月27日生まれ、東京都出身。身長176cm、血液型はB型。13歳からダンスを始め、高校1年生のときにオーディションに挑戦しています。

具体的な学校名は公表されていませんが、若いうちから本格的な芸能活動に飛び込んだことからも、その覚悟と意志の強さが伝わってきます。ピアノも特技としており、音楽と身体表現の両面で存在感を放つメンバーです。

福澤希空(ふくざわ のあ)|表現力に富んだ次世代型アーティスト

2004年2月22日生まれ、愛知県出身。身長は175cm、血液型はB型。趣味はダンスとゲーム、そして腹踊りというユニークな特技も持っています。

学歴に関する詳細は公開されていませんが、幼い頃からメディア出演の経験があり、テレビ東京の「おはスタ」にも出演していた経歴を持っています。彼の自由で明るいキャラクターは、ライブや「watwing リリイベ」などでもファンに元気を与えてくれる存在です。

WATWINGメンバーのダンス経験は?

WATWINGが“ダンス&ボーカルグループ”として注目される理由の一つが、やはりその完成度の高いパフォーマンスにあります。ライブやwatwing リリイベ、さらには全国を巡るwatwing ホール ツアーなどでも、圧巻のダンスパートが披露されるたびにファンの熱気が一段と高まります。

とはいえ、ダンス経験の背景や始めたタイミングはメンバーごとに異なっていて、その歩みもさまざまです。ここでは、6人それぞれのダンスとの関わりについて整理してみます。

ダンスを始めたタイミングはバラバラ

まず、リーダーの古幡亮は15歳からダンスをスタート。長野県豊科高校のダンス部で腕を磨き、地元イベントや大会でも精力的に活動してきた実績があります。高校卒業後も都内で学びながらスキルを高め続け、今ではダンス指導も行うほどの実力者です。実際に、東京ビジュアルアーツ・アカデミーでワークショップを開催した経歴もあるんですよ。

一方、最年少メンバーの桑山隆太は13歳でダンスを始めています。ピアノの経験もあった彼は、音楽的センスと身体表現の両面を活かすスタイルで、オーディションを勝ち抜いてWATWINGの一員となりました。

そして、八村倫太郎については少し異色のルートを辿っています。彼は慶應義塾大学に入学してからダンスを始めたとされていて、WATWING加入も大学在学中。つまり、比較的遅いスタートながらも短期間で急成長し、現在は舞台上で堂々たるパフォーマンスを見せるまでに。努力家で吸収力の高さが、今の彼の武器になっています。

ダンススクールの情報は非公開が多め

ファンとしては「どこのダンススクールに通っていたのか?」と気になるところかもしれません。ただ、WATWINGのメンバーに関しては、具体的なスクール名の公表はほとんどされていないのが現状です。これはプライバシーの観点や事務所方針なども影響している可能性があります。

とはいえ、前述の古幡亮のように高校のダンス部で経験を積んでいたり、桑山隆太のように10代前半から独自にダンスを学んできたメンバーもいます。いずれにしても、彼らの現在のスキルレベルを見れば、それぞれが時間をかけて“踊る力”を磨いてきたことは間違いありません。

また、watwing ライブに足を運んだことのあるファンなら、振付の一糸乱れぬ完成度や、ソロパートで見せる自由な表現に気づいた方も多いはず。こうした振付のレベルの高さは、各メンバーの努力の賜物であり、まさにWATWINGのライブならではの魅力なんです。

WATWINGの魅力は多様性と個性にあり!

ここまでWATWINGのメンバーそれぞれのプロフィールや学歴、そしてダンス経験について詳しく見てきました。振り返ってみると、6人の歩んできた道はまったく同じではなく、むしろ驚くほどバラバラなんです。でも、だからこそ生まれる“多様性”こそが、WATWINGというグループの強みになっています。

例えば、地方出身でダンス部からのキャリアを積んできた古幡亮。芸能界を志して単身上京した鈴木曉。音楽の感性を武器にする高橋颯や、慶應大学卒のインテリ枠・八村倫太郎。さらに、10代から本格活動を始めた桑山隆太と福澤希空という次世代の柱。この組み合わせ、簡単には真似できません。

そのうえで、メンバー全員が「ダンス」「歌」「個性表現」という共通項のもとに集まり、ライブやwatwing リリイベ、さらにはSNS(watwing weibo や watwing x)を通じて、ファンとの関係を大切に築いてきた姿勢にも注目してほしいところです。

また、今年のwatwing ホール ツアーで見せた演出力や構成力には、デビュー当初にはなかった“成熟した一体感”が感じられました。つまり、WATWINGは今まさに「進化の真っ最中」にあるグループだということです。

これからも、それぞれの個性がどう絡み合って化学反応を起こしていくのか。新しい楽曲やライブ演出、さらには個々のメディア出演などを通じて、さらに幅広い層にその魅力が届いていくはずです。

今後のWATWINGの活動から、ますます目が離せません。